スポーツにより引き起こされる整形外科疾患

スポーツにより引き起こされる整形外科疾患の一つに野球肘というものがあります。

野球肘とは過度な投球や不十分な身体機能、肘関節に過度な負担がかかると生じる疾患で、肘関節の障害です。

整形外科ではそれらの原因を取り除く為、運動療法を展開する必要があります。
分類としては内側型・外側型・後方型に分類されます。


主たる問題として肘関節の内側に不安感が出現します。

原因を分析すると、投球動作にあります。投球時肩関節を大きく開いて外側にひねるフォームになります。



その為、力強くボールを投げようとすれば肘関節には外反負荷が加わります。
正常な肘関節では肘関節複合体の内側には腕尺関節があり、上腕骨滑車に尺骨がかみ合っています。

その為、骨性の安定性が高まっていますが、野球肘では、投球動作などを繰り返す事で腕尺関節の内側を支持する靭帯が知らない間に痛んでしまうことで不安定さを感じてしまいます。
この内側を支持する靭帯の事を内側側副靭帯と呼びます。ここで整形外科でも実施されているテストで外反ストレステストというものを紹介します。


一方の手で上腕骨遠位外側部を他方の手で前腕遠位内側を把持します。

評価の高いはてなブックマーク情報について詳しく解説しております。

その状態から肘関節を外反させ腕尺関節の可動性や内側側副靭帯の最終可動域を確認します。



ここで、他方の手よりも可動性が高かったり、不安定性が生じていれば肘関節にダメージが掛かっていると考えられます。外反ストレステストは自宅でも簡単に出来るので、もし問題があれば整形外科でレントゲン撮影を行うなど画像所見を確かめるのも良いです。